「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」(ビスマルク)
人類の歴史から、組織論について1つの結論を導きだすことができる。
それは、
狩猟型のマーケティングでは、組織の拡大はできない。
逆に言えば、
組織を拡大するには、農耕型のマーケティングしかない。
元来人類は、狩猟採集(木の実を採り、動物を狩り)生活していた。
狩猟採集生活では、食料をまかなうことができる人数は非常に少ない。
想像してみてほしい。
原野や荒野の中で、木の実を採りつつ、
狩れるかどうか分からない動物を当てにして生活する。
常に、食料を求めて移動する日々。
不確実性が高く大変な生活だ。
この生活様式では必然的に集団規模は小さなものとなる。
その後、人類は農耕を始めた。
田端を耕し、種を蒔き、収穫し、備蓄する。
もちろん移動の必要はない。
この生活様式の変化は、人類に大きな変化をもたらせた。
それは、集団の規模。
収穫できる作物の規模に応じて、維持できる集団の規模は格段に高まるのだ。
こうして人口が増えてきたのだ。
企業活動は、言うなれば大昔からの食料の調達と同じく、経済活動です。
このことから、
多くの成功した起業家が、
狩猟採集型マーケティングからビジネスを始め、
その後に農耕型マーケティングに切り替え組織を拡大していったことが、
いかに合理的であったかが分かる。
ただここには、大きく2つの知っておきたいPointがある。
1. 起業家の多くは組織構造(具体的には管理と階層)を嫌う傾向がある。
もともと組織に合わない性格だから起業した人が多い。
組織作りの時には、自ら一歩下がって管理者に任せることが必要となる。
よく(売上高)3億円の壁と言われるのが、この時期の典型的な事象です。
2. 狩猟採集型から農耕型での収穫期までは、得てして苦しい財務状況の陥る。
松下も、ソニーも、本田も、あのマイクロソフトでさえも、
この時期に倒産危機を迎えているのです。
この2つ、とにかく前もって知っておくことが重要です。
というのも、
売上の壁を突破できない理由を知らずに嘆き苦しむ会社、
狩猟採集型マーケティングのままで組織を拡大させてしまい、その後に突然に破綻する会社が後を絶たないからだ。
もう一度言う。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」(ビスマルク)











